手紙を書いたのは何年振りだろうか
私は自分の字が嫌いだ
先日、父親の居場所を探す為に有給を取った
結果、生きている事がわかり、そのうえ同じ市内に住んでいる事が判明した
父は、再々婚して新しい奥さんと二人で住んでいるようだった
手紙を書く事にした
さすがに父親の住んでいる場所までいきなり足を運ぶ勇気、図太さは無かった
拒絶されたとき、その場で目の前が真っ暗になり倒れてしまいそうだ
もし手紙を捨てられて返事も何も無かったら、どうなってしまおうか
ぱーっと、飛び込むか
父親宛てに1通、それから、祖父母宛てに1通
それぞれの住所がわかったから、送ってみた
もうそろそろ届いてもいい頃だろう
私の事を、私のこの行動を、どう思っているのだろうか
反応が返ってこないのが怖い
親子関係
必ずしもそこに愛があるとは限らない事はわかっている
望まれない生だってある
十二分にわかっている
少し前、
占いに行ったとき
父親が子離れ全然できていないと言われた
私の状況一切話してない、一言目で
それは、本当なのだろうか
本当であってほしい
いろいろ考え出したら止まらない
夜
もう寝なくてはいけない
明日も仕事
病気を隠して懸命に働く
寝よう